SGO48はすごかった! AKB48グループのインパクト
2019/05/03
markです。
名曲はやはり名曲ですね。
さて、アイドル的なものとは縁遠い暮らしをしていますが
仕事柄色々なところで色々なものを見ています。
◆SGO48は昨年末始まったばかり
以前インドネシアのJKT48をクライアントさんと見に行って、
その人気ぶりに大変感心したのですが、昨年末に結成して
ようやくベトナムでもスタートしてくれたSGO48を見に行って来ました。
ちなみにSGOはホーチミン市の旧称サイゴンの略称です。
東京を昔は江戸と呼んでました、みたいな感じでしょうか。
◆売れた曲には引力がある
AKB48の代表曲の1つ「あいたかった」のベトナム語版などを
様子は下記のYouTubeに掲載しておりますのでチェック頂ければと思いますが
ベトナム語で聞いても良い曲に聞こえますので、やはり売れた曲というのは
そもそも、作曲自体がとても良くできている曲なんだな、当たり前のことを
しみじみと噛みしめていた次第です。売れた曲には独自の引力があります。
AKB48およびAKB48グループが紡いできた人気曲のみをピックアップして
「ベスト盤」状態で各国の48グループさんたちは、スタートしますので
人気が出ないわけがありません。
ファン側も、いわゆるオタ芸と言うのでしょうか、スティックライトを持って
掛け声をかけるスタイルも統率が取れており
YouTubeなどで事前に研究して来た情報を元に独自の楽しみ方をしているようでした。
バンコクの48は、もうすでに日本のグループに比肩するほどの人気とビジネス規模に
なり始めているそうで、東南アジアにおいて48グループの隆盛が始まりつつあると言う
状況に見えます。SGO48もたった4ヶ月でここまでの人気で将来のブレイクを感じずにはいられません。
◆東南アジアでの文化コンテンツ競争
東南アジアはK-POPが若者層を席巻しています。日本は優しい感じがする、と言う事をベトナムの子達は言ってくれるのですが、カッコイイのはK-POPや韓国のカルチャーだとも言います。
とは言えというところで最近はやはりアメリカのヒットチャートが、あちら此方で流れて若い子達もアメリカ文化が好きと言う状態になっています。
◆日本の愛されコンテンツは何?
ドラえもんやコナンが愛されているベトナムですが、そこにSGO48という事でアニメやアイドル、サブカルチャーの領域が上手に進出してくれているイメージです。
日本の音楽やドラマは全体的なボリュームから言うとまだこれから、と言う印象があります。
日本の伝統文化は、東南アジアよりもヨーロッパやアメリカの方がウケが良いのが率直な印象です。シンプルな話で、伝統文化は、欧米にはないものであり、アジアには近いものがあるからです。
例えば、観光において古いお寺のようなものは大量にアジアにあり、物産において、伝統工芸品の良さはお伝えするものの、逆にルーツが東南アジア側だったりするので、工芸品で言えば後輩筋にあたる我々が作ったものを、10倍以上の値段で、先輩筋にあたる東南アジアでご紹介しても、「正直なんでこんなに高いのかわからん」と言う話に陥りがちです。
食品も同じく、発酵食品の先輩というか寧ろルーツが東南アジアだったりするのですが、不思議とお醤油や出汁、麺類などなどを何故かお買い上げいただいております。伝統工芸とコンデイションが同じなのに結果に開きがありますね。
食品は割と好き嫌いで決まる部分もあるので、1回ハートを掴むことが出来ればある程度購入していただけるのですが、工芸品に関してはまだ答えを探しているところです。引き続きホーチミン高島屋にある当社の小売店「agataJapan.cafe YUKIMURA」を通じて、分析しつつ、ベトナムの皆さんに喜んで頂けるような仕掛けを考えていきたいと思っております。
話が少し逸れてしまいましたが、日本のアイドルフォーマットの代表格SGO48はベトナムで早くもブレイクにさしかかっており、★STARMARK®としては、インバウンドコンテンツなどでご一緒する企画を練っているところです。SGO48さんを呼びたい!など具体的なお話にご興味がある方はぜひお問い合わせください。