markです。

ここのところジン作りの現場にお伺いしつつ、ジン作りも行なっています。

先日は、深川蒸溜所さんのオープンデーに行くことができて、

新作のゲットのみならず、たまたま蒸留してくれていたので、めちゃくちゃラッキーでした。

 

◆新しい接点づくり = #CULTURECROSSING

老舗や伝統文化のことを紹介させていただく中で、伝統的なことを伝統的な場でやるだけでは

新しいファンが獲得できない、新しいファンがいる場所で、つまり伝統的なことを現代的な場所でやる必要があるのだ。

と思うようになりました。

日本のよいものを世界へ 世界のよいものを日本へ  伝統のよいものを現代へ 現代のよいものを伝統へ

という言葉はそこで生まれ、#CULTURECROSSING つまり文化の交差点づくり、というのが会社のテーマとして定まりました。

昔のままで伝え方が止まっているなら、いまだに瓦版を使って商品宣伝をしているお店がある、ということになっちゃいますので、消費者のことを考えれば、時代に合わせての「適切」な変化は必要なことだと考えています。

伝統と現代、世界と日本を繋ぎ、日本のよいものを伝えていくのがミッションだと考えて日々、試行錯誤をしております。

◆ジン作りでやりたいこと

課題意識「日本の未来への懸念」日本人の日本への意識の希薄化

やりたいこと「郷土愛の復活」日本を大切に思う人たちを増やしたい

解決手段 #打ち手 日本全体の話は、遠すぎてイメージできない

地元をテーマに、語らって欲しい。そのためのコミュニケーションツールが

「県ジン」

関係ないを無くし、地元を誇りに 世界に向けて地元の誇りになる名物作り

◆なぜジンというプロダクトを選んだのか

そんな中で、生まれたのが県ジンプロジェクトです。

県ジン資料です https://bit.ly/kengin

プロジェクトの全体像については別の機会にもお話ししていきたいのですが、なぜジンを選んだのかということをご説明します。

関係ないを無くし、地元を誇りに 世界に向けて地元の誇りになる名物作り

というテーマをどう実現するか、というところで、クラフトジンに行きつきました。

想い先行で事業を進めてきがちでしたが、続けていく面で収益についてもしっかり見ていきたいなという思いで考えています。

 

理由1)世界市場で伸びているお酒だから

年率4-5%成長予測。英国では、ウイスキーを抜いた。

今一生懸命ベトナムで売り込んでいるSAKEは、世界的に見れば啓蒙フェーズ。

★STARMARK®としては当然SAKEも引き続き努力。

 

理由2)蒸留酒だから

流通過程で傷まない。海外貿易の展開がしやすい。

蒸溜の原酒に未課税の酒を使うこともできるので、

酒蔵さんが在庫してしまっている未処分のお酒をお預かりして貢献することもできる。

理由3)ビジネス拡張性が高く、ある程度守られているから

参入に酒販免許が必要という適切なハードルがありつつ、製造所=蒸留所を作るチャンスがある業態は少ない。

ウィスキーの蒸留所を作ろうと思ったら数億単位の投資が必要。

ビール、ワインは醸造酒ならではの輸送と保管にまつわる悩みがある。

理由4)コラボが容易な酒類だから

ボタニカル、原酒、蒸留所、販売経路・飲食小売、自治体やエリアの各コンテンツとのコラボが既存の関わりがまだ少ないのでやりやすい。

図にもあるように、さまざまなステークホルダーと「地元のことを一緒に考える」ことができるのが喜びのポイントであり、大変なところですが、

うまくいくために必要な要素なのかな、と想像しています。

理由5)は、内緒

一緒にジンを作っている組合=ギルドと呼んでます、のみに伝えてます。

 

本日は、ここのところ良くご質問いただきますので、なぜクラフトジンを作っているのか、

について想いと市場背景から書かせていただきました。

 

日本のよいものを世界へ 世界のよいものを日本へ 

伝統のよいものを現代へ 現代のよいものを伝統へ