マルチパブリッシュ=マルチソースマルチユース時代。

マルチパブリッシュ=マルチソースマルチユース時代。

マークです。ケンショーさんという百年続く老舗企業のご主人にお逢いしましてこれからトマトケチャップをいただくところです。ユーザーの健康を考えた調味料づくりがとても素敵です。どんなお味かまた報告させてください。

◆ワンソース→マルチソース

さてソース違いではありますが多様化するユーザーニーズに応えると言う意味では同じかもしれません。ケンシヨーさんもさまざまな

ソースのラインナップをお待ちです。

ニーズに応えると言う意味では同じかもしれません。

◆ユーザに寄り添う時代

お手伝いしている新聞社様とお話しするのですが、もはやワンソースマルチユースと言う企業サイドの発信の都合ではうまくいかなくなってきていると言うお話です。

時代のニーズは多様化してきておりどのプラットフォームでどの情報をどのフォーマットで受け取るのかはユーザ一人ひとりによって全く異なる時代になってきました。

20年前なら1つ大きなニュースがあると翌日朝には皆でその大きなニュースについて語り合えたものですが、今の時代昨日の夜の大きいニュースというのが人によって違うと言うことが起きています。

小林哲郎先生がタコツボとおっしゃっていましたが、ユーザは蛸壺に入っておりそのタコツボ間同士は交流がなくバラバラな情報位置関係にいるため蛸壺一つ一つに情報を落としていかないとユーザに対して情報が届かないと言う話を国立情報学研究所の産学連携研究員をやらせていただいていた時に教えていただきましたが、その時は理解できなかったことが今で非常によく理解できます。

 

これからはワンソースではなくマルチソースつまりユーザの最も良い情報に合わせてネタ元を大量に作ってユーザに合わせて情報を届けないと十分に受け取っていただけないと言う時代が来ているのだなと考えております。

◆リソースの集中

その複雑な工程を実現できるのは資金ある大企業と言うことになりますが、大企業とてリソースは無尽蔵にあるわけではなく、どのジャンルでどのようにコンテンツの幅を絞って勝負するかをより熟慮する必要があると言う時代になってきていると考えます。

当社は大企業ではありませんので体力勝負は出来ませんが、愛する老舗や伝統文化のために我々のリソースを束にしてなんとか頑張っていく、ということになるかと思いますが、まだまだ道は半ばです。

仲間と力を合わせて頑張ります。

日本のよいものを世界へ 世界のよいものを日本へ  伝統のよいものを現代へ 現代のよいものを伝統へ