伝える筋肉を新しくつける必要のある時代

伝える筋肉を新しくつける必要のある時代

 

markです

本日は玉木屋さんが240周年を迎えたまさにその当日にインタビューをさせていただく栄誉があり大変な機会をいただいたことを感謝したく、CIC Tokyoでの収録配信を終えて博多に移動しまして愛するドーミーインに投宿しまして、ブログを書いています。

田巻さんありがとうございました!

 

さてでは今日思いついたあたりの話を少し

◆一億総オンライン

さらに言うと全世界総オンライン状態、一億総発信、全世界総発信の世の中にコロナを経て変化しました。

◆埋まる発信

その結果大企業ですらも圧倒的な情報の濁流の中でそのブランドを忘れられていくということが起き始めています。

先週衝撃を受けたのはウクライナ情勢を全く知らない人がいた、という事で、見ているプラットフォームにより、特定の情報が全く届かない自体もあり得ることを改めて認識しました。

◆発信の筋肉の変化

この2年間自らを実験台としてライブ配信などにいち早く取り組んできまして現在は YouTuber 的な事もやり始めています。

情報発信に関してより多くの量をより多くの接点で高い頻度で回し続けるということをやり続けないと全く情報が届けたい人に届かないのだなということを感じております。

3年前は単にFacebookライブ配信をするだけで十分なリーチが取れたのが、同じ自分の番組で今は Facebook のライブ配信それも複数の Facebook ページに配信さらにシェア YouTube や音声メディアへの掲載をしてようやく同じ程度のリーチが取れます。

◆顔の見えるファン、仲間の明確な囲い込み

不特定多数へのアプローチは上記の方法で現在進めていくことをお客様には提案しておりますが、その一方でファンや身内の明確な囲い込み、そこへの濃い情報提供や価値観の共有といったファンマーケティングも必要と考え、ここ数年自らのサロンを作り、仲間と実験して発信のあり方探しを進めています。

◆情報発信だけは時代に適用する必要

本日新橋玉木屋さんのお話を伺いしている中で老舗の伝統の中でかえるものと変えないものがある、では何を変えるべきか、という議論をしておりましたが、製品を変えていくというのは時間をかけて少しずつおやりになられるというお話をいただきました。

私の感想として、製品に関しての変更はファンの気持ちを忖度しながらコミュニケーションしつつ時間をかけてやるものなのだろうなと 考えますが、情報発信に関しては江戸時代に比べるとテンポと内容が目まぐるしく変わってしまっており、それについていく必要も出てきているのだろうなと感じています。

いいものをいい立地で出すのに加えて自律での発信が求められる時代。

瓦版を週に一回出し、お店を目抜き通りに構えればそれ自体が宣伝になっていた時代とたとえ有名な老舗の名店であったとしても自ら進んでソーシャルメディアにどんどん露出していかないと忘れられてしまう時代。

◆情報発信戦国時代

ネット企業がネット上でのプロモーションをやり尽くしてリアルの場所に進出し、リアルな企業がリアルをたたんでネットに進出し、と、まさに戦国時代、群雄割拠の体をなしています。

 

◆現時点での答え「マルチパブリツシュの高速回転」

半年後にはまた変わっていると思いますが、2022/04/06時点の情報発信の解は、中の上から上の下程度のコンテンツを、マルチプラットフォームにマルチフォーマットでマルチパブリツシュするのを配信スタジオなどを設けて日々ライブ配信し、最低限の編集で、超高速回転で情報発信していく、ということとインフルエンサーの力を借りる、ベースを支えてくれる仲間を作るというところで考えています。

さてそれをどうやればいいかの実現手段のひとつがライブ配信スタジオです。

◆支援する仕組みづくり

というわけで東京、京都、福井に続き、京都府北部の宮津市にライブ配信スタジオを作ります。

宮津市

われわれ自身の情報発信もそうなのですが結局は我々がお手伝いしている地域にライブ配信設備がある状態が、郵便局なみに普及してくれると地域の老舗さんはじめ様々な企業がグローバルに対して勝負をしていける状態になると思いますので、引き続き啓蒙活動を続けつつライブ配信のスタジオやライブカメラなど仕組みを提供して地域に貢献していきたいと思っております。