和魂洋才 瓦せんべい「亀井堂総本店」

◆明治の街、神戸
京都を平安室町、東京を江戸の街とするならば、神戸は「明治の街」

洋が港を通じて入ってきて、和と混ざり、完全に溶け合う手前の
粗挽き和魂洋才な時代、明治。
元町は、その街並みから粗挽きな時代を体現しているように感じます。
山と海に挟まれた場所ならではの明るい光線、温度湿度、
オープンな街。

 

◆亀井堂総本店様の瓦せんべい

和魂洋才 瓦せんべい「亀井堂総本店」

日本の「せんべい」とヨーロッパの「クッキー」の中間、
当時日本人の味覚には強過ぎたバターを入れず、
小麦粉、卵、砂糖を、せんべいの焼き方で仕上げたお菓子です。
瓦型ですが硬いわけでなく、食べ飽きないクッキーという趣きであります。

瓦せんべいを「接続点」として、日本人の味覚は、
パンやクッキー、洋菓子へと繋がっていったそうです。

店の歴史をお伺いし、味わいの中に、意味合いを感じました
海外の方にも受け入れやすい「日本」の形の1つですね

日本のよいものを世界へ 世界のよいものを日本へ
伝統のよいものを現代へ 現代のよいものを伝統へ

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