日本の強みとして考えたい伝統・商工文化「老舗」

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スターマーク代表の林正勝です。外人と仲間にはmarkと呼ばれています。

数回に分けて私が愛してやまない日本の伝統、老舗文化について書かせて頂きます。

フラット化が進む世界であらゆる産業において独自性を持つということが難しくなってきています。シンガポールを中心としてASEANに於いて事業展開をするにあたり、様々な国籍のライバル企業が同業態の中にひしめく中、「なぜ日本の企業、なぜ我々がそれをやるのか?やるべきなのか?本質的な強みは何か?」ということを真剣にお客様と考えるシーンが多くあります。 商標、特許、意匠という制度が不十分な国は元より、仮に制度が確立されているように見える国だとしても、必ずしも知財に関する権利が守られないことが実態であります。

そんな中「決して奪われない価値」は何なのか、他国が決して真似出来ないもの、再現出来ないものは何かと考えてきた答えの1つとして「歴史」がある、と思い至るようになりました。

皇紀2675年万世一系で続いてきたとされる日本は、国内の争乱はあったとしても、国ごと入れ替わるような事や、他の民族の極端な流入もなく、先の大戦での本土の被害があるまでは、大枠の文化や営みが変革するほど内部、外部から破壊されることがありませんでした。 そのためか、伝統文化や、伝統企業「老舗」が、他の国では考えられないほど「数多く」「良いコンディション」で各地に存在します。 技術や意匠を模倣出来たとしても、100年続いている事実は、どんなにお金をかけても、模倣しようとしても実現することは出来ません。そんな素晴らしい日本の企業文化の実態、世界に於いてどれだけ比類ないものなのかは意外にも知られていないようです。

 

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